ICSカレンダー共有の
プライバシー完全ガイド
最終更新: 2026-03-18
RFC 5545(iCalendar仕様)に基づくICS URLを外部に共有すると、予定のタイトル・場所・説明文・参加者のメールアドレスが平文で全て相手に見えます。Googleカレンダーの「時間枠のみ表示」設定はICS URLによる外部共有には適用されません。この問題を解決するには、ICSフィードを中間プロキシでフィルタリングする必要があります。
ICS URLを共有すると何が見えるのか?
RFC 5545の仕様上、ICS URLで配信されるカレンダーデータにはSUMMARY(タイトル)、DESCRIPTION(説明)、LOCATION(場所)、ATTENDEE(参加者メールアドレス)が平文で含まれます。具体的には:
- SUMMARY — 「転職面接 - A社」「歯医者の予約 ○○歯科」
- LOCATION — 住所、Zoom URL、会議室名
- DESCRIPTION — 議題、準備事項、個人メモ
- ATTENDEE — 参加者全員のメールアドレス(mailto:形式)
Googleカレンダーの「時間枠のみ表示」は効かない
Googleカレンダーの共有設定にある「予定の時間枠のみ表示(詳細を非表示)」は、Googleカレンダーの内部共有機能にのみ適用されます。ICS URL(秘密のアドレス)による外部配信では、この設定は無効です。ICS URLを渡した相手には、全ての詳細が見えます。
それでもICS共有が必要な場面とは?
- フリーランスがクライアントに空き状況を共有
- Calendly等の外部ツールにカレンダーを連携
- Airbnb/Booking.comの予約カレンダーを清掃業者に共有
- チーム全体の空き状況を会議室予約システムに反映
- 本業と副業のカレンダーを1つにまとめて全体を把握
手動での対処法はあるか?
ICSファイルをダウンロードし、テキストエディタでSUMMARY/DESCRIPTION/LOCATIONを手動で編集すれば、情報を隠すことは技術的に可能です。ただし:
- 元カレンダーが更新されるたびに手動で再編集が必要
- RFC 5545の行折り返し(75オクテット制限)やエスケープ処理を手動で行うのは非現実的
- 複数カレンダーの統合も手動では困難
この作業を自動化するのがICSフィルタリングプロキシです。
SafeCalで自動的に解決する方法
SafeCalは、ICS URLを受け取り、プライバシーフィルタを適用した新しいICS URLを生成するサービスです。元カレンダーの更新は最大5分で反映され、手動作業は不要です。
- ICS URLを入力(Google/Outlook/サイボウズ等)
- フィルタを選択(全て隠す / 詳細だけ削除 / そのまま)
- 生成されたSafeCal URLを共有相手に渡す
無料プラン: 1フィード、ソース数無制限、有効期限設定
SafeCalを使ってみるユースケース別の設定ガイド
よくある質問
GoogleカレンダーのICS URLを共有すると何が見えますか?
RFC 5545の仕様上、SUMMARY(タイトル)、LOCATION(場所)、DESCRIPTION(説明文)、ATTENDEE(参加者メールアドレス)が平文で全て見えます。Googleの「時間枠のみ表示」設定はICS URLには適用されません。
ICS URLで「予定あり」だけを共有する方法はありますか?
ICSフィードのSUMMARY/DESCRIPTION/LOCATIONフィールドを「予定あり」に置換するプロキシを介して配信することで実現できます。SafeCalを使えばワンクリックで設定できます。
複数のカレンダーを1つのICS URLにまとめられますか?
SafeCalでは、Google、Outlook、サイボウズ、iCloudなど、ICS URLを発行できる全てのカレンダーを1つのURLに統合でき、ソースごとに異なるフィルタを設定できます。
SafeCalの料金はいくらですか?
基本機能は無料です。1フィード、入力ソース数無制限、有効期限設定、キーワードマスク、件名加工が利用できます。